社外スピードメータとオドメータ
せっかく公認車検を取ったのでレース用のメーターパネルも公認化しようと思った。
必要なのはスピードメータとオドメータ。
ところが社外品では手頃な小型の電気式のスピードとオドのコンビメータがなかなか見つからない。
探し回った挙句にやっと見つけたのがこの台湾製ACEWELLのバイク用のもの。
今回は速度表示とオドメータ、燃料計以外は不要ないので一番シンプルなACE-153にしてみた。
配線図を見てみると車両側の車速信号をトランジスタでGNDに落としてパルスを発生しているタイプならば直結で問題ない。
速度校正はタイヤ外周を数値で設定するタイプになっている。
4輪車は規格で1Kmでメーターワイヤが637回転と決まっているからタイヤ外周に換算すると約1570mm。
車速信号はワイヤー1回転あたり4パルスなので設定値は約393mmに設定しておき、GPS速度計を使って実走で微調整すれば良さそうだ。
燃料計の信号は純正のセンサーから抵抗値を拾ってやる。
MA70は3線式の200オームの可変抵抗なので燃料タンクが空の時に0オームになるになるように結線して誤差を満タン側に振っておく。
ACE-153の初期設定では-510/-250/-100/100/250/510オームからスケールを選べるようになっているので-250オーム設定にセットした。
右下のボタンを押してやるとトリップ1/2とオドメータが順に切り替わる。
積算した距離は不揮発メモリに保存されて電源を失っても消えない。
ひとつだけ残念なのはオドメータの任意設定ができないこと。
これだけは、パルス発生器のような物を製作して、あらかじめパルスを入れて調整するしかないと思います。