リアワイドボディー化

ドラッグレースでのタイムの向上は、十分なエンジンパワーがある場合、リアタイヤのトレッド(幅)と直径を大きくするのが一番効果的だ。

但し、市販車ではタイヤハウスや懸架系が干渉し、限界がある。

70型スープラの場合、ノーマルボディーでサスセッティングに配慮すると275/50R15あたりが限界だ。

そこでフェンダーを加工してもっと大きなタイヤが自由に動けるようにした。

私のMA70では片側80mm拡張のオーダとして製作を依頼した。

これで最大で325/55R15までのタイヤが使えるようにし、様々なタイプのタイヤが選べるようになった。

ここまでやるとグリップの悪い路面では幅広タイヤに、トラックバイトを撒いた路面では転がり抵抗の小さい幅狭タイヤを選択できる。

また、終速の微調整もタイヤ径で調整できるようになって更なるタイム向上に期待できる。

これらの改造を施し、更に公認車検も取得して市販タイヤなら公道も走れるようになっています。