MA70のマニュアルトランスミッション換装

実は私の所有する全てのMA70スープラは元々はオートマチックトランスミッション車だ。

特に好んでオートマチック車を購入した訳ではなく、程度の良いMA70がたまたまそうだっただけ。

マニュアルトランスミッション換装と言うと、大規模な改造のように思われるが、純正トランスミッションにマニュアルトランスミッションの設定のある車種の場合は、意外と費用も低めで作業時間も短く済んでしまったりするのだ。

MA70型スープラの場合、実績のあるショップさんなら待っている間に終わったりします。

そんな理由から、痛んだマニュアル車をあちこち修理して使うよりも、程度の良いオートマ車を購入して、さっさとマニュアルトランスミッションに換装してしまった方が安上がりで安心して乗れるMA70スープラを手に入れる事ができると思います。

必要な部品は結構多いので、作業を依頼するショップさんなどで揃えてもらった方が良いでしょう。

マニュアルトランスミッションに換装すると、シフトポジションランプがニュートラルで固定され、信号の取れないECTからはOD警告灯が点滅します。

それが嫌な方は作業の際に依頼して表示ランプの配線を抜いてもらえばメーターがすっきりとします。

ECUには影響はないのでエンジンの制御には全く影響はありません。

最後に。

A70型スープラのマニュアルトランスミッションの場合、社外のクイックシフトやシフトノブへの変更はあまりお勧めできないと思います。

大雑把に作られているように見えて、あれで案外と各部の重さや構造を考えて作られているのです。

私も色々と購入して試してみましたが、結局最後は全て新品の純正部品に戻しました（笑）

さすがはメーカーだと感心させられたものです。

それ以来、トランスミッションオイルやブッシュなどの消耗品にきちんとお金をかけてやるようにしています。